おうちが出来るまでにやること ~第242話

住まいづくりを計画しているお客様に、住まいに対してどのようなご要望をお持ちでいらっしゃるかを伺っております。
その中で、多くのお客様から『明るい家にしたい』というご要望をお聞きします。

『明るい家』のイメージは人それぞれですが、多くの方は“陽射しが差し込んで明るい”というイメージを思い描いていらっしゃるようです。
陽射しが差し込む・・光を室内に取り入れるということですが、普通に窓を付ければ解決しそうなこのご要望に、もう少し踏み込んでみると、どのようなことが見えてくるのでしょう。
“住まいに光を取り入れる”ということについて、いろいろな側面から考えてみました。

●好むと好まざるとにかかわらず、光は必要!
明るい家が好きな人が多いとはいえ、皆がそうであるとは限りません。
現に、お客様の中には様々な理由から「窓はできるだけ少なく!」というご要望をお持ちの方もいらっしゃいました。
とはいえ、周りを見回してみて、多少の差こそあれ、窓のない家はありません。
それは、家を建てる時に守らなければならない「建築基準法」で居室に必要な採光の面積 (簡単に言うと部屋に必要な窓の面積) が規定されているからです。

住宅の場合、床面積の1/7の採光面積を確保しなくてなりません。
ちょっとイメージし難いかもしれませんが、例えば、6畳の部屋 (約10m²) の場合、約1.4m² (畳一枚弱) の窓面積が必要ということになります。
ですので、仮に「この部屋は暗く落ち着いた感じにしたい」と思っても規定の大きさの窓は必要になりますので、別の方法で暗い感じを演出しなくてはならない、ということになります。
この法規、窓をとにかく取れば良いというものではなく、軒先から隣地境界線までの距離が短い場合、採光面積に算入できないなど、密集した住宅地ではなかなか手強い設計者泣かせの法律と言えます。

●光は欲しい!でもその他はノーサンキュー!
明るい家・・・それでは窓を大きく好きなだけとれば解決!となれば良いのですが、なかなかそうはいきません。
窓の面積の多くを占めるガラスは光以外のもの (通常欲しくないもの) も家の中に入れてしまい、それが問題になることもあります。

視線:中から見えるということは外からも見えてしまいます→プライバシー問題
音:車や電車、その他、聞きたくない音が入ってくることがあります→騒音問題
熱:外壁面に比べ影響を受けやすいため、夏は暑く、冬は寒いといった状態になります→断熱・結露問題
侵入者:泥棒の侵入口になることもあります→防犯問題
汚れ:外壁に比べガラスの汚れは気になりますので、お掃除の回数は多くなります→メンテナンス

これらの問題に対しては、窓の配置、ガラスの種類、カーテンやブラインドなどにより解決していくことになりますが、このような“ノーサンキュー”というものが入ってきてしまうことも認識しておきましょう。

●見た目と安定性
明るい家・・・その発想は家の中にいるとき、多くの光を取り入れたいというものだと思います。
それでは、室内から考えて好きなところに窓を取ったとすると、家の外観はどうでしょう?
おそらくバランスの悪い印象を与えてしまうのではないでしょうか。
窓の配置は家の外観にも大きな影響を与えますので、見た目も考慮したバランスの良い窓の配置を心掛けたいものです。
そして、バランスの良い配置は構造的な安定にもつながります。
1階と2階の「窓」の位置を合わせること=1階と2階の「壁」の位置を合わせることは、安定した構造につながります。

構造に関してはいろいろな要素がありますので、窓の位置を合わせることだけが強い家を作る絶対条件ではありませんが、一般的な見方として、このようなことが言えます。

●条件や暮らし方に合った光の量と取り入れ方
ただ漠然と『明るい家』と言っても、どの場所をどの位、明るくしたいかによって窓の配置や種類、大きさも変ってきます。
例えば、“朝日を浴びながら、すっきりと目覚めたい”という要望をお持ちの場合、まず間取りを考える時点で、寝室を東側に配置し、東面に窓を付けるということが考えられます。
また、“家の南側が交通量の多い道路になっていて大きな窓を付けにくい”とお悩みの場合、南面には明り取り程度の小さい窓を配置し、思い切って北向きに大きな窓を付けるリビングを計画するのも一考です。
北向きの光は南向きの光と違って光が安定していますので、内装材を明るい色にする等の配慮で、充分に『明るい家』のご要望にお応えできると思います。
但し、北向きの場合は窓面の結露が心配ですので、複層ガラスにするという配慮も必要です。

他にも、屋外からの視線は遮りたいけれど光は取り入れたいという要望に、ガラスブロックや天窓を取り付けるなど、様々な条件や細かい要望により光の取り入れ方は変ってきます。
条件や暮らしに合わせたあなただけの『明るい家』があるのだと思います。

●最後に
このように『明るい家』(光を取り入れる) というキーワードから考えただけでもいろいろな側面が見えてきます。
住まいづくりを計画するとき、自分が重要だと思う要望について、“どうして”“どこを”“どのくらい”そうしたいのかを考える一方で、もしかすると注意しなくてはならないことがあるかもしれない、ということも考えてみましょう。
そして、設計者とじっくり話し合ってみましょう。
少し踏み込んで考えてみる事で、方向を間違えず、最終的に満足度の高い住まいに到達するのではないかと思います。

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