おうちが出来るまでにやること ~第278話
みなさまこんにちは!
これから住まいづくりのスタートを考えている方々に向けて、住まいづくりに役立つ書籍をご紹介したいと思います。
住まいづくりを検討している皆様は、一度は書店の「インテリア・住まい」のコーナーに足を運んだことがあるのではないでしょうか。
書店にはたくさんの住まいづくり本が並んでいます。
具体的な依頼先の選び方や、実際に家を建てた人の経験が書かれている本などなど、本当にたくさんありますよね。
最初は何から読めばいいか迷った方も多いと思います。
かつての「住まいづくり」や「住まい選び」は住宅メーカーなどが提案する外観やインテリアのイメージに住まい手が夢を持ち、「こんな家で生活したい!」といういわば「先に住宅ありき」が主流だったように思います。
白い家、ペンション風のパステルな家、南欧風の家・・・ちょっと思い当たるふしがありませんか?
しかし現在はライフスタイルが細分化し、家族一人一人の要望、スタイルも異なり、これまでの規格でひとくくりに出来なくなってきています。
人々は生活のあらゆる場面で「自分らしさ」を探し表現するようになってきました。
それは住まいづくりに関しても同様で、現在では「どのように暮らしたいか」が先行するいわば「先に住まい手の考え方ありき」の方も多くなったと感じます。
そんな「家族や暮らし」を考えるところから住まいづくりをスタートしたいと思っている方に向けて、出来れば最初の頃に読んでいただきたいと思う住まいと家族に関する本をご紹介したいと思います。
著者はそれぞれ違う分野で活躍されている人々です。
いろいろな方向から見た家族と住まいの関係、なかには固くてちょっと難しそうな本もありますが、興味のあるところから読んで頂いてご自身の家族と住まいについて考えるヒントになればと思います。
●紹介その1
「小説家の書いた住まいと家族についての本」
藤原智美「家をつくるということ」プレジデント社刊
著者への、とある精神科医からの手紙がきっかけとなり進められる住まいと家族の関係を探求する旅。
まずは器である「住まい」について住宅メーカーの取材から始まり、徐々に家族との関係に話しは及んでゆきます。
建築家や住まいのプロでもない著者の関心事、商品として供給される住宅の変遷と日本の家族の変化について、一つ一つ取材して進められる文章は入って行きやすいと思います。
前作の切り口が「住まい」であったのに対し、本作は「住まい手」である家族について探求するところから始まります。
30代なかばの家族を現代のニューファミリーと捉え、親世代の育った時代背景などにふれながら現代の家族について、また最近の印象的な少年犯罪にふれながらその背景にある家族と住まいの関係について探ってゆきます。
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